【オーストラリアワーホリ】在留届はいつまでに出せばいいの?

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ゆりやん

ワーホリ行く前にやっておいた方がいいことってある?

しゅーやん

在留届は出しておいた方がいいね。
事件とか災害があった際に役立つよ!

オーストラリアへのワーホリを控え、ビザの申請や航空券の手配、パッキングなど、目まぐるしく準備を進めている皆さん。準備リストの中に「在留届」という言葉を見つけて、ふと手が止まっていませんか?

この記事では、オーストラリアワーホリで見落としがちな「在留届」の提出期限やタイミングはもちろん、住所が決まっていない場合の対処法、オンライン(ORRネット)での申請方法まで、分かりやすく解説します!

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目次

そもそも「在留届」とは?ワーホリでも提出は義務?

海外旅行とは異なり、長期滞在となるワーホリ生活。まず初めに、「在留届」がどのような制度なのか、その基本を整理しておきましょう。

旅券法第16条に基づく「提出の義務」

在留届とは、日本の外務省(現地の大使館や総領事館)が、「どこの国に、どの日本人が、どんな連絡先で滞在しているか」を把握するための安全管理システムです。 日本の法律(旅券法第16条)では、以下のように定められています。

海外に住所または居所を定めて「3ヶ月以上」滞在する日本人は、その地域を管轄する在外公館へ在留届を提出しなければならない。

オーストラリアのワーキングホリデービザ(Subclass 417)は、基本的に「1年間(条件達成でセカンド、サードへの延長も可能)」の滞在が許可されるビザです。そのため、すべてのワーホリ滞在者は「3ヶ月以上の滞在」に該当し、在留届の提出が義務となります。

日本の「海外転出届」との決定的な違い

よく混同されがちなのが、日本の市区町村役場に提出する「海外転出届(いわゆる住民票を抜く手続き)」です。これらは全く異なる別物です。

  • 海外転出届(役所): 日本国内の住民票を抹消し、住民税や国民健康保険の支払いを止めるための手続き。
  • 在留届(外務省/大使館): 海外現地でトラブルに遭った際、日本政府から救助や情報提供を受けるための手続き

「日本で住民票を抜いてきたから、現地での手続きはもう必要ない」というのは大きな勘違いですので、必ず両方を行う必要があります。

オーストラリアワーホリの在留届は「いつまでに」出すべき?

では、ワーホリ滞在者は在留届をいつまでに提出するべきなのでしょうか。

原則は「現地で住所が決まったら、速やかに」

外務省の規定では、明確に「◯月◯日までに」という明確な期日は設けられていませんが、文言としては「住所または居所を定めたあと、速やかに」とされています。

ワーホリの場合、到着直後のタイムスケジュールに合わせると、以下のタイミングがベストです。

最初の数日〜1週間: ホステルやホテル、ホームステイ先に滞在しながら、内見(インスペクション)をしてシェアハウスを探す。
1〜2週間後: シェアハウスが決まり、「現地の住所」と「オーストラリアの携帯電話番号」が確定した瞬間。これが在留届を提出すべきベストタイミングです。

【最新情報】日本出発前の「90日前」からオンライン提出も可能に!

以前は「現地に到着して住所が決まってからしか出せない」ルールでしたが、オンライン電子届出システム(ORRネット)のアップデートにより、現在は日本を出発する90日前から、事前に入力・提出することが可能になりました。

「到着後最初の1ヶ月は、手配済みのホームステイ先(または学生寮・バックパッカーズ)に確実に滞在する」と決まっている場合は、日本にいるうちに事前提出を済ませておくと、現地到着後の忙しい時期に慌てずに済みます。

在留届を出さないとどうなる?想定される3つのリアルなリスク

「義務ってことは、出さなかったら罰金を取られたり、ビザを取り消されたりするの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

実際、在留届を出さなかったからといって、オーストラリア政府から罰金を科されたり、強制送還されたりするような直接的なペナルティはありません。しかし、提出しないことで自分自身が被る「実害とリスク」は非常に大きいです。

リスク①:テロ・自然災害・戦争などの緊急時に「生存確認」が取れない

オーストラリアは比較的治安が良い国ですが、大型の台風(サイクロン)や大規模な森林火災(ブッシュファイア)、大規模な洪水、テロなどの災害リスクは常にあります。 万が一、あなたの住む地域で巨大な災害や事件が起きたとき、日本大使館は「在留届」のデータを基に、電話やメールで安否確認を行います。 在留届を出していないと、あなたが現地で巻き込まれて行方不明になっていたとしても、日本政府はその事実を把握できず、救助の手を差し伸べることができません。

リスク②:日本の家族があなたと連絡が取れなくなったとき、捜索できない

「オーストラリアにいる子供と数日間、全く連絡が取れない。事件に巻き込まれたかもしれない」と、日本の親御さんが外務省に泣きついた場合、まず真っ先に調べられるのが在留届です。 届出があれば、現地の警察と連携して住所を割り出し、確認に向かうことができますが、届出がないと足取りが完全に途絶え、捜索が大幅に遅れることになります。

リスク③:領事館での行政サービス(パスポート再発行など)に時間がかかる

ワーホリ中に最も多いトラブルの一つが、「パスポートの紛失・盗難」です。 現地の日本総領事館でパスポートの再発行や、臨時の「帰国用の渡航書」を発行してもらう際、在留届がすでに提出されていれば、本人確認や居住確認の手続きが驚くほどスムーズに進みます。出していない場合、身元の確認に余計な日数や書類が必要になり、帰国スケジュールに影響が出ることがあります。

「住所が決まらない」「すぐ引っ越す」場合はどう書く?

ワーホリ滞在者の多くは、1年間の滞在中に何度も家を変えたり、セカンドビザ取得のためにファーム(農場)へ移動したりします。 「まだ確定した住所がない」という場合、どのように在留届を提出すれば良いのでしょうか。状況別の実践的な対処法を解説します。

パターンA:最初の1〜2週間はバックパッカーズ(ホステル)に泊まる場合

オーストラリアに到着後、最初の数日間〜数週間を「未定」のままホステルで過ごす場合は、そのホステルの住所と電話番号を一旦登録して提出してしまって構いません。 「数日しかいないのに出していいの?」と思うかもしれませんが、無保険・無登録の期間をゼロにするためにも、「今、確実に自分が寝泊まりしている場所」を登録するのが正しい方法です。

パターンB:ファームやロードトリップで住所が頻繁に変わる場合

ワーホリの醍醐味であるファームジョブや、オーストラリア一周。数ヶ月単位で家や都市を転々とする場合でも、住所が変わるたびにスマホからオンラインで「変更届」を提出すればOKです。 変更手続きは、登録したアカウントから5分程度で簡単に完了します。「どうせすぐ引っ越すから、次の家が決まるまで出さなくていいや」と先延ばしにするのが一番危険です。

在留届のオンライン申請方法(ORRネット)

在留届の提出は、外務省が運営する「オンライン在留届(ORRネット)」を利用するのが最も簡単でおすすめです。わざわざシドニーやメルボルン、ブリスベンなどにある日本総領事館の窓口まで行く必要はありません。スマホやパソコンから24時間いつでも申請できます。

入力時に手元に用意しておくもの

  1. パスポート(旅券番号や有効期限の入力が必要)
  2. オーストラリアの住所(郵便番号・ストリート名・部屋番号)
  3. オーストラリアの携帯電話番号(現地SIMカードの番号)
  4. 日本の緊急連絡先(両親などの氏名・住所・電話番号)

具体的な申請フローは以下の4ステップです。

STEP
「ORRネット」の公式サイトにアクセスし、メールアドレスを登録

まずは、オンライン在留届提出ページを開き、「在留届の提出」をクリックします。

次に、利用者ID(メールアドレス)を登録します。

STEP
届いたメールのURLからログインし、パスワードと基本情報を設定

次に、パスワードを入力します。パスワードは英語・数字・記号を組み合わせた8文字以上30

オーストラリアでは、主要都市によって州が異なるので、要チェックです!

STEP
パスポート情報・オーストラリアの滞在先住所・電話番号を入力

次に、氏名やパスポート情報、オーストラリアでの滞在先、電話番号等を入力します。

STEP
日本の緊急連絡先(親族など)を入力し、送信して完了!

最後に、日本の緊急連絡先を入力して完了です。

※現地の住所を入力する際は、オーストラリアの住所表記(例:Flat 3, 50 Gold Coast Hwy, Surfers Paradise QLD 4217)のルールに従って、一文字ずつ正確に入力してください。

在留届に関するよくあるQ&A

オーストラリアワーホリ勢から特によく寄せられる、在留届に関する細かい疑問をスッキリ解決します。

オーストラリア国内で引っ越しをした場合はどうすればいい?

アプリまたはウェブ(ORRネット)から、ログインして「変更届」を提出してください。 住所や電話番号が変わったにもかかわらず変更届を出していないと、あなたの住むエリアに避難勧告が出た際などに、正しい情報を受け取ることができなくなります。マイページから新しい住所を上書きするだけなので、引っ越し完了後、荷解きが終わったらすぐに更新しましょう。

ワーホリを終えて日本に帰国するときの手続きは?

必ず「帰国届」を提出してください。 これを行わないと、日本に帰国して何年も経っているのに、日本大使館のデータ上では「まだオーストラリアに滞在している状態」のままになってしまいます。いざ現地で大規模な災害が起きたときに、大使館があなたの安否を確認しようと無駄なリソースを割くことになり、本当に助けが必要な人への支援が遅れる原因になります。帰国日が決まったら、ORRネットから帰国届を出しましょう。

セカンドビザやサードビザで滞在を延長する場合は?

登録情報の「滞在期間(予定)」を延長する変更届を出してください。 初期設定では「1年間」の滞在予定で登録しているはずですので、ビザが追加で発給され、オーストラリアの滞在期間が伸びることが確定した段階で、終了予定日を書き換えて更新してください。

3ヶ月未満の短期留学や観光の場合はどうすればいい?

在留届ではなく、外務省の「たびレジ」に登録してください。 滞在が3ヶ月未満の短期滞在者(観光ビザや短期語学留学など)は、在留届の対象外です。その代わり、旅行期間中の安全情報や緊急一斉メールを受け取れる簡易システム「たびレジ」への登録が推奨されています。

住所が決まったら最優先で「在留届」を出して、安心のワーホリ生活を!

オーストラリアでのワーキングホリデーは、人生の中でもかけがえのない素晴らしい経験になります。学校、仕事、シェアハウス探し、友達作りなど、現地に到着してからは毎日が目まぐるしく過ぎていくでしょう。

だからこそ、「現地の住所と電話番号が決まったら、その日のうちに在留届を出す」というタスクを、最優先事項としてスケジュール帳に書き込んでおいてください。

提出のタイミング: 現地到着後、最初の家(住所)と携帯番号が決まったらすぐに(目安は1〜2週間以内)。
提出方法: スマホから「ORRネット」を使って5分で完了。
最大のメリット: 万が一の災害・事件の際、日本政府があなたを全力で捜索・保護してくれる「命綱」になる。

「自分はトラブルに遭わないから大丈夫」と思わず、日本で待つ家族を安心させるためにも、海外滞在者としての義務とマナーをしっかり果たしましょう。

万全の安全対策を整えて、オーストラリアでの最高のワーホリ生活をスタートさせてくださいね!

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この記事を書いた人

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